どんなに焼く環境を良くしても、メディアが悪ければ全て水の泡です。
100枚3,000円以下で販売されている安い外国産メディアをよく見かけますが、質が悪い場合がほとんどです。
多少高くても国産の良いメディアを使いましょう。
ディスクの内側に書き込まれているデータは比較的安全なのですが、外周に行くほどに書き込みの安定性が悪くなり、取り出しにくくなるようです。
DVDを再生した場合は、最初は普通に見れるのですが、後半に行くほど再生がぎこちなくなったり止まってしまったりします。
だからといって、データのサイズを3ギガ程度で抑えて外周を使わなければ、質の悪いメディアを使っても大丈夫というわけではありません。
悪いものは悪いと考えて、使わないようにするのが正しい選択だと思います。
国産だから安心と考えるのも軽率かもしれません。
事実、国産メディアで有名な太陽誘電のメディアでさえも、最近では品質が落ちていると言われています。
しかし、他にもっと良いメディアがあるかというと、低価格帯では無いのが現状です。
「低価格帯では」というのは、国産メディアの相場の3倍程度の値段で、森メディアというさらに高品質なメディアがあるからです。
大体25枚で6,000円くらいの価格になります。
何でもないファイルのバックアップに使うのはもったいないですが、最重要ファイルのバックアップの時くらいは選択肢の一つに加えてもいいのではないかと思います。
今では、太陽誘電やMaxellのような国産DVD-Rメディアでも50枚3,000円を切っているので、価格的にも品質的にもそれらで十分だと思います。
例え国産ディスクの品質が低下していると言われていても、そんなことを感じたことはありません。
普通にデータの取り出しもできますし、DVDプレイヤーで再生することもできています。
焼く前の準備で書いているようなことを意識して、焼き環境をしっかりと整えていれば問題なく綺麗に焼けるはずです。