最近では、よほど小さいノートパソコンでない限り、DVD-R CD-R書き込み対応のドライブが標準で付いてくると思います。
しかし、焼ければどんなドライブでも同じだと思ったら大間違いです。
ドライブによって焼き品質が良いものもあれば、悪いものもありますし、ドライブとメディアの相性もあります。
どれが一番良いという答えは非常に難しいです。
一般にPlextorのドライブは品質が良いと評判ですが、価格競争等の影響で一般向けPCドライブ事業を縮小するようで、事実上の撤退となるようです。
Pioneerのドライブも評判が良く、Plextorが撤退となった今、次に期待されるメーカーです。
焼き品質が悪いと、音楽CDの場合ならCDプレイヤーの機種によって読み込めたり読み込めなかったりすることがありますし、DVDの場合でも同じように、DVDプレイヤーの機種によって再生できるものとできないものが出てきたりします。
それだけでなく、音飛びやプチノイズ、ブロックノイズが入ったり、最悪の場合データを読み込めないということもあります。
さらに、品質の悪いディスクを読み込むことで、読み込んだドライブの寿命を縮めることになります。
そんな事態を避ける為にも、パソコン付属のドライブとは別に、良いドライブをもう一つ持っておければ理想的だと思います。
どんなに評判の良いドライブを使っているからと言っても、それで焼けば完璧という保障はありません。
前述したように、ドライブとメディアの相性もあります。
パソコンの環境によっても左右されることがあります。
しかし、そんなことを全て気にしていたのでは、どのドライブもメディアも信用できません。
焼く前の準備で書いているような事を意識して、国産の信頼できるメディアを使用し、高品質なドライブで焼くということができていれば、ほぼ問題ないはずです。
それで上手く焼けないのなら何か根本的に間違っているか、どこかが壊れていると考えた方が良いでしょう。
この焼きミスパターンの中で、「巡回冗長検査エラー(CRCエラー)」が起こった場合はちょっと修復が困難です。
巡回冗長検査エラー(CRCエラー)の時の対処方法を参考にして下さい。