データ抽出には著作権という問題が絡んできます。
基本的に私的使用の為なら複製しても法的な問題はありません。
例えば、ドラえもんの画像をダウンロードして自分のパソコンの壁紙として使っても問題ありません。
では、ドラえもんの画像をダウンロードしてホームページの素材として使った場合はどうでしょうか?
この場合、不特定多数の人がその画像をダウンロードできる状態になってしまっているので、私的使用の範囲ではなくなり著作権違反となります。
私的使用とは家族間や身内程度の範囲になるようです。
CDやDVDの複製となると、話が変わってしまう場合があります。
コピープロテクトを解除して複製することは違法となります。
正しくは「プロテクトの解除」に問題があるようです。
つまり、プロテクトのかかっていないCDやDVDなら私的使用に限り複製しても良いということになります。
もしくは、「プロテクトごと複製」してしまえば、「プロテクトの解除」をしていないので法的に問題がなくなってしまいます。
しかし、そんな法の網をかいくぐる様な行為はいずれ取締りの対象となるでしょう。
複製を行うだけでなく、複製方法を公に提供することも著作権違反となります。
そういうこともあり、当サイトでは「データの抽出」に関して扱う予定はありません。
例え合法的なデータの抽出方法について解説したとしても、間接的に違法コピーに繋がっていく可能性があるということを懸念しての対処です。
「データ抽出=違法コピー」と言っているわけではありませんので誤解のないようにお願いします。
違法コピーの方法を探しているのであれば、当サイトは役に立ちません。
「焼くデータがすでにパソコンの中にある状態」が当サイトの前提となっています。
著作物を違法に複製、使用した場合や、複製方法を公に提供した場合、懲役3年以下、300万円以下の罰金が科せられます。
違法コピーで失うものは大きいです。
逮捕された人が失うものも個人レベルで考えれば大きいですが、それ以上にクリエイターの制作意欲が失われることが何より大きな損失だと思います。
こんなにも物が溢れている時代です。
欲しいものも沢山あると思います。
実際にそれら全てを手に入れたとしたらどうなるでしょう?
恐らく、全て中途半端にしか使わずに押し入れの奥で眠ることになると思います。
一回しか着たことがない服があったり、一回も聴いたことがないCDが置いてあったり、途中までしか観ていないDVDが置いてあったり・・。
そんなことになるくらいなら、一番欲しいものだけを手に入れてボロボロになるまで使った方が安上がりな上に価値があります。
違法コピーで大量に欲しいものを手に入れたとしても同じことになるでしょう。
無駄にリスクを背負って聴きもしない曲や観もしない映画を手に入れるよりも、お金を払って聴きたい曲を聴き、観たい映画を観る方がよっぽど価値がありますし、お金が回ることでクリエイターの制作意欲に繋がり次回作にも力が入ってくるはずです。
そんな明るい連鎖が生まれれば、めぐり巡って自分の人生にとってプラスになる何かに繋がるかもしれません。
このページを見て一人でも多くの人が違法コピーに手を染めない、もしくは足を洗うという選択をしてくれることを願います。