ここまで説明してきたことを踏まえて、焼き作業に入っていこうと思います。
焼くといっても、大まかに分けて以下の3通りの方法があります。
細かく言えばもう少し増えるのですが、ややこしくなるので3通りまでにしておきます。
よくある間違いは、音楽CDを焼こうと思ってデータとして焼いてしまったり、イメージファイルをそのままデータとして焼いてしまうことです。
単純にパソコン上のファイルをそのまま焼くだけです。
最も標準的な焼き方で、ドキュメントや画像等、様々なファイルのバックアップを取ることができる焼き方です。
一度イメージファイルを作成してから焼くという手順を踏んでいるのが普通です。
音楽CDとはCDプレイヤーやカーステレオ等で再生することができるCDです。
最近ではステレオもMP3再生に対応していますし、i-podのような携帯音楽プレイヤーが主流になっている今、あまり需要がなくなってきている焼き方かもしれません。
イメージファイルとは、DVD/CDをそのままパソコンのデータにしたものです。
DVDやCDが物理的に存在するものであるのに対して、イメージファイルは論理的に存在するDVD/CDであると言えます。
イメージファイルを焼くということは、DVDイメージをDVDに、CDイメージをCDにするということです(論理的DVD/CD→物理的DVD/CD)。
もしイメージファイルをデータとして焼いてしまったら、DVD/CDイメージをDVD/CDイメージのままバックアップしたことになります(論理的DVD/CD→論理的DVD/CDのまま)。
実体を持たないイメージに実体を持たせる焼き方ということですね。
この3つの焼き方の違いは、言葉で理解するより実際に焼いて理解した方が早いと思います。