ファイルのバックアップについては解説しましたが、ここではハードディスクを丸ごとバックアップする方法を解説します。
ここでは有料ソフトのTrue Imageを使用します。
お金を払ってでも導入しておく価値のあるソフトなので、一度導入を検討してみた方が良いと思います。
一昔前のパソコンには、リカバリーディスクが付属で付いていましたが、最近のパソコンは購入した時点で中に入っている「リカバリーディスク作成ソフト」を使って自分で作成しないといけないものが多いと思います。
そして、ハードディスクの10Gb程をリカバリー領域として確保してあり、起動時にF11等のボタンを押すことでリカバリーを起動するという方法のものが多いです。
リカバリーができれば、パソコンを初期状態に戻すことができます。
しかし初期状態に戻してから、またメールの設定やアプリケーションのインストール、Windowsのアップデート等をしていたら、1日がかりの作業になってしまいます。
そんな手間を少しでも省く為に、HDDのバックアップを行うことをお勧めします。
詳細な使用方法はここでは紹介していません。
導入のきっかけ程度になればと思います。
ポイントは、リカバリーした時にどんな状態になっていてほしいかを考えることです。
写真や音楽、動画のように、外部で保存しておけばすぐに戻せる物は残さない方が良いと思います。
よく使うアプリケーション(Officeや画像編集ソフト等)や、メールの設定(アドレス帳、重要なメール)、よく使うソフトの設定等、復旧が面倒なものを重視して、なるべく少ない容量に抑えるようにしましょう。